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移転反対派締め出し 小池知事「築地視察」はまるでヤラセ

 伏魔殿の「隠蔽体質」はなかなか変わらない。小池百合子都知事が12日、豊洲市場への延期決定後、初めて築地市場を視察した。小池知事は拍手喝采で出迎えられたのだが、“異様”だったのは、集まった市場関係者が、伊藤裕康築地市場協会会長などの「移転推進派」ばかりだったことだ。

 薄暗く、吐く息がうっすらと白く見えた午前5時過ぎ。ビリビリとした寒さの中で小池知事の視察は始まった。たっぷり2時間かけて、マグロの卸売場、仲卸売場、青果売場……と回ったのだが、なぜか、報道陣に公開されたのは、推進派が多数を占める「卸売場」と「青果売場」のみで、反対派の多い「仲卸売場」は非公開だった。

 オカシイことはまだあった。マグロ卸売場では、都知事選の最中に移転延期を求める要望書を出していた反対派の水産仲卸業者「株式会社関富」の関戸富夫代表が小池を待ち構え、白いユリの花束を手渡す予定だった。ところがだ。関戸代表が花束を渡そうとしたところ、都職員は突然、「はーい、終わりです」とマスコミを締め出したのだ。反対派の存在を封殺せんばかりの対応で、花束を渡す場面を撮影しようとカメラを向けていた報道陣からは「ふざけんなよ」と怒りの声も飛んだ。都の“妨害”にあった関戸代表はこう言う。

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