田岡俊次氏 「北朝鮮への“敵基地攻撃論”はタカ派の空論」

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 北朝鮮は6日「スカッドER」とみられる弾道ミサイル4発を秋田、能登半島沖に同時発射、ミサイル開発の進展を誇示した。

 これに対し日本で船舶に対する注意報が出たのは発射の13分後。ミサイルの飛翔時間は10分以下だから弾着の後だった。

 菅官房長官は「事前通告なしに発射されたから、どこに飛ぶか察知は困難」と弁明したが、実戦で相手が発射を事前通告してくれることはない。日本のミサイル防衛費はすでに1兆8000億円に達するが、その効果が疑わしいことを示した。1発ずつ発射されるなら、迎撃の可能性もなくはないが、核弾頭付きと火薬弾頭付きをまぜて多数を一斉発射すれば突破される公算大だ。

 このため「弾道ミサイルは発射前に破壊すべきだ」との「敵基地攻撃能力保有論」が政界に高まり、2月23日に発足した自民党の「弾道ミサイル防衛に関する検討チーム」でも、それが焦点となっている。

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