地元医師会が猛反発 都立病院長が同エリアに露骨な天下り

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 天下りの蔓延は霞が関の専売特許ではない。東京都庁でも広く行われている。

 3月末に東京都を退職したばかりの都立病院の院長が、その目と鼻の先の新設民間病院の院長に再就職するというので、地元の医師会から疑問の声が上がっている。

 渦中の人物は、都立墨東病院(墨田区江東橋)の院長だった梅北信孝氏。佐賀県に本部のある一般医療法人「巨樹の会」が今年9月に江東区北砂に新設する「江東リハビリテーション病院」の院長に就任予定なのだが、都立墨東病院から2~3キロという至近距離にあるため、「公務員が利害関係先へ天下っていいのか」と、江東区医師会が激怒しているのだ。

「都立病院の院長が同じエリアの民間病院に天下るなんて、過去に聞いたことありませんよ。患者をごっそり持っていくつもりなのでしょうか。露骨な利益誘導ではありませんか。増床許可のなかなか出ない東京の東部地域で、新設の江東リハビリテーション病院に200床もの許可が出たのも不思議です」(江東区医師会上層部)

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