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安倍首相も“異次元”国連演説 北問題に「必要なのは圧力」

 安倍晋三首相が現地時間の20日午後(日本時間21日未明)、米ニューヨークの国連総会で一般討論演説を行った。ほとんどを北朝鮮批判に充て、「北朝鮮の完全破壊」を叫んだ米トランプ大統領の前日の演説に続く、“異次元”の内容だった。

 冒頭で安倍首相は、他にも話したいテーマがあるものの北朝鮮問題一点に集中せざるを得ないとした上で、度重なるミサイル発射や核実験強行を非難。「脅威はかつてなく重大」「このたびの危機は、独裁者が大量破壊兵器を手に入れようとするたび、我々がかいくぐってきたものと質において、次元の異なるものだ」といつもの独特の言い回しで力説した。

 その後も「対話による問題解決の試みは無に帰した」「北朝鮮の全ての核・弾道ミサイル計画を完全で検証可能かつ不可逆的な方法で放棄させなくてはならない」「必要なのは圧力だ」とまくし立てた。

 ただ、世界が注目したトランプ演説とは違って安倍首相の演説時は議場に空席が目立った。まあ、それも織り込み済みで、安倍首相の演説の目的は、もっぱら衆院解散に向けた国内向けアピール。有権者に危機対応は万全だと印象付けるために国連演説を利用したようなものだ。

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