ドーピング問題恨み ロシアハッカー集団が狙う検査データ

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 IOC(国際オリンピック委員会)、WADA(世界ドーピング防止機構)のホストコンピューターがハッカーのターゲットになっているという。

「黒幕」とみられているのはロシアだ。国家ぐるみのドーピングでIOCから資格停止処分を科され、今大会はロシア代表としての出場が認められず、身の潔白が証明された169選手のみが個人資格で参加する。

 自身も関与したとの疑惑が浮上したプーチン大統領は、一貫して「米国による反露キャンペーン」を主張。一時はボイコットも辞さない構えも見せた。依然としてロシア国内では「米国による陰謀説」が根強いとされ、大会期間中に報復に出るとの噂もある。ロシア国内には政府や軍部直属のハッカー集団が組織されているといわれ、これまでも他国政府の情報システムに侵入して、妨害工作を図ってきたとされる。

 ハッカー集団はスポーツの分野でも暗躍している。2016年リオ五輪前にはWADAのシステムが何者かにハッキングされ、トップアスリートの薬物使用履歴が流出した際にもモスクワのサイバーテロ集団の関与がささやかれた。

 今大会、IOCはWADAと連携して「ロシアからの五輪選手」の薬物検査を徹底する。検体から陽性反応が出ても、ハッカーによってデータが改ざんされる可能性もある。

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