立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

“ハイサイ、グスヨー、チューウカナビラ”は沖縄の強い意志

公開日:  更新日:

「ハイサイ、グスヨー、チューウカナビラ」

 8月11日、那覇は折からの台風の接近で強い雨が降っている。集まった人々は主催者発表で7万人。壇上に立つ弁士は、まずこの言葉を口にしてから話し始めた。

 このウチナーグチ(沖縄方言)で「みなさん、こんにちは。お元気ですか」を意味する言葉は、いつからか、政府に対峙するウチナンチューの強い思いを示す枕ことばになっている。

 その3日前に死去した翁長知事が那覇市長時代に市役所職員に使うよう奨励した言葉で、23年前の県民大会でも、この言葉の後、普天間基地を辺野古に移設するという政府の方針に反対する強い意志を示している。

 私と沖縄との関係を書いておきたい。沖縄は、社会人としての一歩をNHK記者として始めた地であり、米兵による少女暴行事件に端を発した県民の怒り、大田県政が政府と対峙する場面を間近で目撃してきた場でもある。

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