浜矩子
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浜矩子同志社大学教授

1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。

国連の場で国連の象徴を全否定したトランプ大統領の衝撃

公開日: 更新日:

「我々はグローバリズムを拒絶し、愛国主義に基づき行動する」――。

 トランプ米大統領が今年の国連演説でこう述べました。従前から分かっていたことでしたが、国連の場であそこまではっきり主張するとは。ひどい時代になってきたという感じがします。

 トランプ発言のような一国主義に走る国が出てこないようにするために、戦後つくられたのが国連であり、WTO(世界貿易機関)やIMF(国際通貨基金)であり、安全保障面ではNATO(北大西洋条約機構)でした。トランプはグローバリズムという言い方をしていますが、これを「マルチラテラリズム」と言い換えてもいい。みんなで意識を共有し、みんなで支え合っていく。お互いがお互いを頼りにすることによって、二度と再び世界的な戦禍に見舞われないようにする。これが戦後の基本認識だったはずです。


■「分断と対立」「愛国主義」が世界中で拡大中

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