有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

大正製薬HD<下>リポビタンの“一本足打法”から脱却できるか

公開日: 更新日:

「ファイト一発!」。2人が断崖絶壁を登りながら、落ちそうになった相棒の手をがっちり握って、こう叫ぶテレビCMは、大正製薬ホールディングス(HD)の栄養ドリンク剤「リポビタンD」の代名詞だった。

 このおなじみのCMを、最近、見かけなくなった。さわやかなトーンの「Have a Dream(その手に夢を)」にチェンジしたからだ。40~60代が中心の顧客層を若者に広げたい、との思いがにじみ出ている。

「ファイトで行こう! リポビタンD」。巨人軍の王貞治選手(現・福岡ソフトバンクホークス会長)のテレビCMが消費者に与えたインパクトは実に大きかった。

 大正製薬は、1962年発売のリポビタンDの、このコマーシャルで大衆薬のトップメーカーに躍り出たといっても過言ではない。

 リポビタンは大正製薬の看板であり、ドル箱だ。2000年代初頭に1000億円を超えていたリポビタンシリーズの売り上げは、年々落ちている。リポビタンに限った話ではないが、医薬部外品に分類されるドリンク類は「レッドブル」や「モンスターエナジー」といったエナジードリンクと呼ばれる清涼飲料水の台頭で勢いを失った。

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