鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

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 建物内の排水溝にも問題があるようだ。

「築地には縦横40~50センチで深さ1メートルほどの大きな排水溝がありましたから、清掃時に水を大量に流し、多少、魚のウロコなんかを流してしまっても問題はなかった。でも、豊洲の排水溝は深さがたった20センチ程度です。築地と同じ感覚で水を流すとすぐに詰まってしまう。場所によっては、魚の血肉の混ざった水があふれ出ている所もあるようです」(別の市場関係者)

 つまり、豊洲は築地に比べ、清掃が行き届きにくい構造だということ。常に外気にさらされ風が通り抜ける築地とは違い、閉鎖型で空気が滞留しやすいことも臭いの原因になっているようだ。

“悪臭”は閉鎖型のはずの建物内部だけでなく、外にも漂い始めているという。

「臭いは汚れた市場の床を歩く人の『足』に付着します。業者の人なら意識して靴の汚れを落とすのですが、買い付けに来るお客はそこまで気にしないものです。築地では短時間で買い物を終えていましたから問題ありませんでしたが、豊洲は広いので、長時間市場内を歩き回る。その分、靴に付着する汚れも多くなるんでしょう。豊洲市場の最寄りのゆりかもめの駅を降りた途端、生臭さを感じる人もいるようです」(前出の仲卸関係者)

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