1999年発表「日産リバイバルプラン」にもあった“ごまかし”

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 カルロス・ゴーンを一躍「名経営者」に押し上げたのが、着任からわずか4カ月後の1999年10月に発表した、経営再建計画「日産リバイバルプラン(NRP)」だった。

 NRPでは「2000年度連結当期利益の黒字化」「02年度連結売上高営業利益率4.5%以上」「02年度末までに連結有利子負債を7000億円以下に削減」の3つの目標を掲げる。

 村山工場など5工場を閉鎖して国内年間生産能力を240万台から165万台へと削減。2万1000人の人員削減、下請け半減と集中発注による購買費の20%削減、子会社・関連会社1400社のうち、主要4社を除く保有株式を売却など、いわゆる「ゴーン・ショック」を引き起こす大改革だった。

 ゴーンは「若手を中心の社内横断型組織(クロスファンクショナルチーム)を自ら立ち上げ、わずか数カ月で、NRPを立案した」と、自分の手柄を強調した。が、そこにはすでに「ごまかし」があった。そもそもNRPはゴーンを日産に招聘した塙義一が社内の意見を集めて立案したものだ。

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