1ドル95円も 市場好感のFRB議長発言は円高地獄への入り口

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 目先の株高に胸をなで下ろすのは早い。日経平均株価は7日、再び2万円台を回復した。前週末の米国株大幅高を受けた形だ。米国の株高は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が金融政策に柔軟な姿勢を示したことが好感されたからだが、パウエル発言は「ドル安・円高宣言」。日本の輸出には大逆風で、その先にあるのは円高地獄だ。

 パウエル議長は4日の講演で、「市場は世界景気を不安視しており、金融政策も柔軟に見直す用意がある」と語った。

「FRBは、19年に2回の利上げを想定していましたが、1回も利上げしない可能性も高まっています。年末以降、世界経済への懸念が米国の株式市場で明確に示されました。また、トランプ大統領のプレッシャーは意に介さないとしているパウエル議長ですが、来年の大統領選に配慮しないわけにはいかない。景気にクギを刺す利上げはとてもやりにくいのです」(金融機関関係者)

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