小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

“第4の携帯電話会社”楽天・三木谷氏を特別扱いの安倍政権

公開日: 更新日:

 今や政商の域に達した楽天の三木谷浩史氏の面目躍如か。楽天が10月からサービスを開始する「第4の携帯電話会社」を安倍政権は特別扱いで優遇する検討に入った。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手3社が9割ものシェアを握り、超過利潤にあぐらをかく携帯市場。新規参入により独占打破を狙う安倍政権にとって、楽天携帯は最大の刺客となりそうだ。 

 菅義偉官房長官の「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」との発言を受け、総務省は携帯電話の端末代と通信料の完全分離の検討を進めている。通信の長期契約を前提に端末を値引きする「セット販売」を禁止し、携帯電話料金の大幅な引き下げを実現するためだ。総務省は今国会に電気通信事業法の改正案を提出し、端末代と通信料の完全分離を義務付ける見通しだ。しかし、その際、例外を設け、新規参入の楽天モバイルネットワークなどのシェアが小さい事業者については厳格な完全分離を求めない方向にある。「競争を促し、携帯料金の引き下げを実現するためには、新規事業者には規制を緩める必要がある」(与党関係者)というわけだ。

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