北朝鮮の4割深刻食料不足 数百万人が飢餓の恐れと国連発表

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 北朝鮮で早ければ数カ月後に数百万人が飢餓状態に陥る恐れがあることが分かった。国連世界食糧計画(WFP)が3日、スイスの国連ヨーロッパ本部で記者会見し、調査結果を発表した。

 調査は今年3月から4月にかけて北朝鮮の農村部を視察し、政府高官や市民に話を聴取するなどして実施。それによると、昨年の農産物収穫量は猛暑や洪水のため490万トンと過去10年で最低水準に落ち込んだ。その結果、国民1人当たりの1日の穀物配給量は、昨年1月は380グラムだったのに対し、今年1月には300グラムまで減少。人口約2520万人の4割に当たる1010万人が食料不足に苦しんでいるとして、国際社会の支援を呼びかけている。

 記者会見では「核兵器開発に資金を費やしている北朝鮮を支援する必要があるのか」といった質問が相次いだが、WFPのベルゼル報道官は「政治的ではなく、人道的な観点から行動すべきだ。今後数カ月から数年の間には飢饉に陥るかもしれない」と強調した。

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