有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

デサント<上>独立目指すも失敗 伊藤忠商事に城を明け渡す

公開日: 更新日:

「売り手よし 買い手よし で、未来よし!」

 4月1日付の全国紙に伊藤忠商事の全面広告が載った。伊藤忠の創業者の伊藤忠兵衛が信奉していたのが近江商人の経営哲学である「三方よし」(売り手よし 買い手よし 世間よし)。

 今年の伊藤忠の合言葉は「未来よし!」。

 デサントにとって、「売り手よし」となるのか。「伊藤忠が優越的な地位を誇示しているだけではないのか」(デサントの幹部社員)との冷ややかな反応が返ってきた。

 経営方針をめぐり対立していたスポーツ用品大手デサントと伊藤忠のガチンコ勝負は、伊藤忠の「圧勝」で終わった。

 デサントは3月25日、創業家の石本雅敏社長(56)が退任し、後任に筆頭株主の伊藤忠の小関秀一専務執行役員(63)が就任する人事を発表した。10人いた取締役を6人に減らした上で、デサント側2、伊藤忠側2、独立した社外取締役2の構成とする伊藤忠の案を丸のみするかたちで、デサントは全面降伏した。

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