近藤学
著者のコラム一覧
近藤学早大理工総研招聘研究員

1961年生まれ。さくら総研主任研究員、衆議院議員政策秘書、民進党選挙対策部長などを歴任。

滞る国会内の新陳代謝 普通の人が挑戦しにくい仕組み

公開日: 更新日:

 投票に行かない有権者は、なぜ増えたのだろうか?

 政府系公益財団法人の調査によれば、衆院選で実際に棄権した人たちにその理由を尋ねると、「適当な候補者も政党もなかった」という回答の高止まりが目立つ。つまり、託したい政治家や政党がないから投票しなかったということだ。

 その結果、国会内の新陳代謝が滞っている。衆院選小選挙区の勝者が、次の選挙でも小選挙区で勝ち上がる比率を調べてみた。すると、2012年の小選挙区勝者の87%が、14年の選挙でも小選挙区で勝っている。17年では81%だ(表)。

 比例復活も含めると、比率はそれぞれ95%と88%にまで上がる。新規参入が乏しく、衆院議員の顔ぶれはあまり変わらない。レストランに例えると、新メニューが全く出ない店みたいなものだ。有権者の足が遠のくのも当然だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ジャニーズ退所を加速させた「演出家・錦織一清」の名声

  2. 2

    山口達也容疑者の飲酒事故がTOKIO松岡の仕事に影を落とす

  3. 3

    巨人V2でも嵐のオフ リストラ人員増、FA獲得に40億円捻出

  4. 4

    組閣から10日 身体検査できず新大臣3人にスキャンダル噴出

  5. 5

    「ふざけんなよ」と思いながら渋々従ったボビー監督の指令

  6. 6

    山口達也逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  7. 7

    原監督はG史上最多の1067勝 なぜ他からオファーがない?

  8. 8

    入れ墨は50歳になってからがいい?全身タトゥーで美を追求

  9. 9

    和田アキ子が冠番組で大ポカ…晩節汚し石田純一の二の舞に

  10. 10

    菅野と涌井にも異変 コロナで試合減も投手の肘は崩壊寸前

もっと見る