長谷川学
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長谷川学ジャーナリスト

1956年、兵庫県生まれ。早大教育学部卒。週刊誌記者を経てフリーに。近著に「成年後見制度の闇」(飛鳥新社刊・宮内康二氏との共著)がある。

判断力あっても“管理”優先 嘘八百の鑑定書で精神科病院送り

公開日: 更新日:

「母は認知症とはいえ、お金の計算やひとりでの買い物もできます。その動画もあり、今年5月の母の再精神鑑定の時に、医師にそのことを告げました。ところが、医師は無視。“日常的に必要な買い物も自分でできず”などと嘘八百の鑑定書を書いた」

 埼玉県在住の谷川千秋さん(51=仮名・以下同)は怒りに声を震わせた。

「特に許せないのは“高齢者住宅に入居したが、飲酒や喫煙のため施設から退去させられた”と事実無根の内容を書いたこと。母は施設で飲酒や喫煙をしたことはなく、そもそもデイサービスを利用している母が退去させられるはずがない」

 診察時間は70分。鑑定の報酬として千秋さんの母、弘子さん(81)は医師に12万円払った。弘子さんはアルツハイマー型認知症で現在、千秋さん宅で暮らしている。

 弘子さんは以前、石川県で長男夫婦と同居していた。だが長男は弘子さんとの同居を嫌がり、弘子さんを施設に入れるため、2017年、金沢家裁に後見利用を申し立てた。

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