急進派躍進の余波…経済を人質に香港から自由がなくなる

公開日:  更新日:

 香港立法会選挙(定数70、4日投開票)で反中国の非建制派が30議席を獲得し、重要法案を否決できる3分の1ラインを守った。親中派から議席を奪ったのは、雨傘運動の元リーダーらによる新政党「香港衆志」。彼らは「自決派」と呼ばれ、独立も選択肢とする「本土派」とともに中国の習近平国家主席が毛嫌いする急進勢力だ。対中関係にどう影響するのか。香港の動向をウオッチしてきたジャーナリストの武田信晃氏がリポートする。

  ◇  ◇  ◇

 香港社会にとっても驚きの結果だった。情勢調査では非建制派の苦戦が伝えられていたからだ。

「非建制派に1議席も与えたくない習近平政府は圧力をかけ、選管が〈香港は中国の一部〉などと定めた香港基本法を守る確認書への署名を候補者に迫って出馬のハードルを上げた。しかし、彼らの勢いをそぎ、中国との一体化を進める懸案の選挙制度改革を動かすもくろみは外れました」(香港メディア関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    メジャーGMも視察 加熱する菊池雄星争奪戦“禁じ手”の恐れ

  8. 8

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  9. 9

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  10. 10

    【日曜中山11R・オールカマー】今年も絶好調!ルメール レイデオロ

もっと見る