立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

募る不信感…NHKは身内に起きた過労死とさえ向き合わない

公開日: 更新日:

 佐戸未和さんをご存じだろうか。2013年7月に、31歳の若さで亡くなったNHKの記者だ。選挙取材に追われた末に自宅で携帯を握りしめたまま息を引き取ったとみられる。過労死だ。NHKはこの事実を長く伏せていた上、局内でも問題を共有していなかった。不審に思ったご両親の指摘で死後4年後に公表した。

 その経緯は尾崎孝史著「未和 NHK記者はなぜ過労死したのか」に詳しい。この本をNHKは全ての職員に読ませるべきだと思うが、この本が出たら終わりというわけではない。ご両親のNHKに対する不信感は更に強まっている。その大きな原因に、この本で「東條」という仮名で登場する当時の上司の対応と、彼をかばうNHKの姿勢がある。それは何か?

「2018年、3月22日の国会で、未和の過労死が取り上げられた際に、『管理職は勤務状況を把握していたのか?』と問われて、NHKの上田会長が、『把握していた』と話したんです」

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