やっと出た年金「財政検証」は冷血政権の“ショック療法”

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 参院選での争点隠し――。報告時期が前回(2014年)より3カ月近くもズレ込んでいた公的年金の「財政検証」が27日、ようやく公表された。内容は「検証」よりも、制度改正を前提とした「提案」重視。「100年安心」と「所得代替率50%維持」にこだわる冷血政権は、そのシワ寄せを中小企業と高齢者に押しつける魂胆だ。

  ◇  ◇  ◇

 財政検証は「年金制度の健康診断」と位置づけられる。現役世代の手取り収入と比べた年金額の割合を示す「所得代替率」は今年度61.7%。今回の検証でも将来にわたってダダ下がりだ。

 中長期的に0.4%の実質経済成長が続く場合、28年後の47年度に50.8%へ低下し、その後は維持。これでも2割ほど目減りする“不健康”さだが、成長が0.2%だと44年度に、ゼロ成長だと43年度にそれぞれ法定水準の50%に達してしまう。その後は0.2%なら53年度に46.5%、ゼロなら58年度に44.5%まで下がる。

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