“腐敗の象徴”勢ぞろい アベ「開き直り内閣」にひと安心
第4次安倍再改造内閣、どうなることかと不安だったが、まずは安心した。安倍がまともな人材を集めて組閣していたら目も当てられなかった。次の衆院選に向けて、国民の怒りも高まり、野党共闘の流れが出てきたのに、水を差されることになってしまう。
しかし杞憂に終わったようだ。19人の閣僚のうち17人が交代、13人が初入閣にもかかわらず、なんの代わり映えもしないのは、安倍政権の腐敗の象徴が勢ぞろいしたからだろう。加計学園事件のキーパーソンで加計学園が運営する千葉科学大客員教授の萩生田光一を文部科学相にしたり、自身のウェブサイトが数カ月にわたり閲覧できなくなっている理由について「よくわからない」と答える78歳のおじいちゃんを科学技術・IT担当相にしたり、ネトウヨ路線に活路を見いだし、いつ暴発するかわからない河野太郎を防衛大臣にしたり、完全にカオス状態。衛藤晟一、加藤勝信ら、安倍友もしっかり入閣。雲隠れしていた甘利明は党税制調査会長にもぐりこんだ。なお安倍は「総理大臣になるには、どうしたらいいのですか?」という小学生の質問に「友達をたくさん作ること」と答えてる。