中東訪問スッタモンダ断行 安倍外交は今年も“底浅さ”露呈

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安倍政権は支持率が落ちると、外交で回復してきましたが、日朝問題や日ロ交渉など“外交のアベ”の手詰まり感が拭えない。解散などがささやかれる『政局の年』に、何とか中東外交で成果を上げたいのでしょう」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 背景には、国内からの批判もある。安倍政権は昨年末、海自の中東派遣を閣議決定。国会で一切審議をしない裏口派遣を強行しながら、中東情勢が緊迫するとわが身かわいさで訪問中止を検討。「自衛隊は行かせるのに自分は逃げるのか」との批判が続出していた。9日の自民党の外交、国防両部会などの合同会議でも「中東訪問すべき」との声が相次いだという。

 もっとも、中東訪問を断行しても成果は期待できない。安倍首相は昨年6月、日本の首相として41年ぶりとなるイラン訪問で、米国との緊張緩和を呼び掛けたが効果なし。先月来日したロウハニ大統領に改めて2015年の核合意の履行を訴えたものの、イランは今月5日にウラン濃縮の制限破りを宣言した。

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