豊洲市場に“沈没”の前兆 開場わずか500日足らずで異常事態

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 令和初の新春初競りでクロマグロが約2億円で競り落とされ、久々に話題となった豊洲市場。開場から1年3カ月が過ぎ、衝撃の異常事態が日刊ゲンダイの調べで判明した。建物内の一部が部分的に沈下している可能性がある。

「建物がギシギシと歪み始めているのか」――。ある市場関係者は、12日にSNSで投稿された建物内の写真を見て、不安げな表情を浮かべた。「C―03」と記された太い柱の左側の壁が奥に引っ込み、逆に右側の壁は手前にハミ出ている。柱を中心に両側の壁がまるで、「回転扉」のようにズレているようだ。

 一体何が起きているのか。市場関係者たちに取材すると、問題の箇所は卸売場棟1階の南西部「活魚の荷捌きスペース」だと分かった。

 独自入手した複数の写真を見ると、やはり「C―03」の柱の左側の壁は奥に引っ込んでいる(写真①)。正面の壁の下部は大きく前後にズレ、表面に張られたパネル2枚にも大きな切れ目が生じている(同②)。

 左奥の壁の下部には幅30センチほどの裂け目があり、青いスポンジ状の建築部材や黒い構造物がムキ出し(同③)。発泡スチロールのカスや古びた木材片が落下し、壁がズレてから随分と時間が経っていることがうかがえる。壁に車両などが激突した形跡は見られない。

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