春節明け13億人Uターン「新型肺炎」感染拡大“第2波”の恐怖

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 新型コロナウイルスによる肺炎拡大で延長された中国の春節連休が2日、終わった。春節中、帰省や旅行であちこちに移動した約13億人がこぞってUターン。さらに、故郷へ戻っていた中国人も日本へ戻ってくる。それで懸念されるのが、春節明けの集団感染だ。

 ◇  ◇  ◇

 新型肺炎による中国本土の死者は361人、感染者は1万7205人(3日午前9時現在)。増加幅は日ごとに大きくなっている。フィリピンでは新型肺炎で男性(44)が死亡。中国以外での死者は初めてだ。WHO(世界保健機関)によると、感染者は27カ国・地域に広がり、全世界で1万4000人を超えた。

 山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)はこう言う。

「感染症は集団化によってリスクが高まります。春節明けに学校や企業が通常通りに動き、日常生活が始まり、何の手も打たなければ感染拡大に拍車をかけかねない。日本でインフルエンザ流行シーズンに学級閉鎖や学校閉鎖を実施し、感染拡大を抑え込もうとするのはそうした理屈です。中国でも企業に対し、休業延長を9日まで指示している自治体が大半のようですから、適切な判断だといえます」

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