シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

武装集団ミシガン州知事誘拐未遂事件に見る米の深刻な分断

公開日: 更新日:

 武装集団がミシガン州知事の拉致を計画、未遂に終わったものの13人が逮捕された事件は、その背景が明らかになるにつれ、アメリカの深刻な「分断」に衝撃が走っています。

 ウィットマー州知事は、今春からシャットダウンをはじめ厳しいコロナ対策を実施してきました。しかしアメリカでは、コロナ対策のためのシャットダウンやマスク着用の義務化に対し、自由と人権の侵害だと反感を持つ人がかなりいます。その多くは特に共和党を支持する保守派(右派)で、もともと政府によるあらゆる規制を嫌い、銃規制にも反対しています。大統領選の激戦州のひとつであるミシガン州では、ウィットマー知事が属する民主党と、シャットダウンに反対する共和党が対立。春には反対派の市民が州庁舎前で抗議行動を行い、その中に武装した市民がいたと報道されました。

 一方で、当時一日も早い経済再開を叫んでいたトランプ大統領が、ウィットマー知事を強く批判。「ミシガンに自由を」といったツイートをしたために、対立がさらに強まったことは想像に難くありません。

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