立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。フジテレビ「とくダネ!」、毎日放送「ちちんぷいぷい」出演中。

脱「アメリカ第一主義」…アメリカ外交は理性を示し始めた

公開日: 更新日:

 バイデン政権は着々と仕事を進めている。WHO脱退の手続きを中止し、パリ協定への復帰手続きにも着手。トランプ政権が「アメリカ第一主義」の名のもとに推し進めた政策を次々に転換。議会の承認を必要としない大統領令という形ではあるが、アメリカが理性を取り戻しつつある。

■日本に多いトランプの外交政策支持者

 この4年間のトランプ政権について特に外交面から検証を続ける必要があると考えている。それは、トランプ大統領の外交政策を支持する人が今でも日本に多いからだ。その筆頭は安倍政権とそれを引き継ぐ今の政権だろう。共通するのが、トランプ大統領が中国に対して強硬的な姿勢を示した点を評価するところだ。しかし、それは極めて違和感のある認識だ。トランプ大統領が選挙を意識する中で中国を敵視する姿勢を有権者にアピールした点は事実だ。しかし、そこに中国とどう向き合うかという戦略があったのか? 本人や側近の発言や記録からは、そうと考える根拠は見いだせない。

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