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保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

原爆の1カ国独占を危険と考えソ連のスパイになった研究者

公開日: 更新日:
広島に投下された、コードネーム「リトルボーイ」の原子力爆弾(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 アメリカ側は広島に原爆を投下した当事国でありながら、広島に入ってその被災の状況を丹念に検証したのは9月に入ってからのようであった。日本の軍事研究調査のために、コンプトン調査団の一行が行ったとされている。団長のカール・コンプトンは第2次世界大戦での科学技術動員の中心人物で、日本の… 

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