【栃木】女性5人の戦い! 2番手の立憲が自民票をどこまで削るかが焦点
栃木(改選数1)
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。
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【栃木】
○○上野 通子64 自現
板倉 京55 立新
大久保裕美45 維新
岡村 恵子68 共新
高橋真佐子57 N新
改選数1に削減された2007年以降、最多の立候補者数だ。女性候補5人乱立の中、3選を目指す上野が盤石だが、問題は組織の緩み。県連幹事長を筆頭に引き締めを図っている。
「気温が連日30度を超える中、『無理しなくてもいいんじゃないか』という声も出ていますが、そういうわけにもいかない。街頭演説に見に来て欲しいと呼びかけても、来てもらえないことがありますが、それはそれでいいんです。声かけすることに意味がありますから」(上野陣営)
上野陣営は、前回16年参院選と同水準の48万票獲得を目標に設定。25日に来県した自民の世耕参院幹事長は、文教族の上野の経歴を強調し、「今回の選挙は立派な成績で上野さんに当選していただいて、『上野文科大臣』を一緒に実現していこうではありませんか」と呼びかけた。「参院3期目は大臣適齢期」と言われるだけに、圧勝なら上野にポストが待っているか。