脱力ニュースのオンパレードにうんざり…おかしいのはあんたらだ!
またしても「ああ、もう日本はどうなっちゃうの」と脱力するニュースがオンパレード。今回も箇条書きにさせていただく。
最初は今国会で騒いでいる高市早苗氏の放送法行政文書「捏造」発言問題。事の本質は官邸のメディアへの介入という民主主義の根幹を揺るがす重要なものなのに、高市氏は自分が大臣を務めた総務省の行政文書を「捏造」と決め付け、事実だったら辞めると乱暴な自己保身に走ったからややこしくなった。
ついには「私の答弁が信用できないなら質問しないで下さい」と支離滅裂なことを言い出す始末。これには「信用できないから質問してるんだろ」と総ツッコミだ。
傲慢、厚顔、無恥で無知。理屈で考えて官僚が文書捏造して何の得もない。むしろ自分たちのほうがその前から「捏造」させていたからそんな言葉が出るのだろう。
■「金やるから産め」ってこと?
自民党の衛藤少子化対策調査会長が「地方に帰って結婚したら奨学金の3分の1、1人出産したら3分の1、2人目が生まれたらもう3分の1」減免するという案を出した。
なんだこりゃ。「金やるから産め」ってことか。「地方に帰って」って文言がさらにキモい。せっかく奨学金まで借りて大学行って、キャリアを積まずに結婚して地元に帰れって、立派な女性差別ではないか。
そもそも奨学金制度に問題があるのに、そこは変えようとしない。
3兆円もあれば、大学まで無償化できて児童手当も18歳まで出せて、給食も無償化できる。なのに防衛費は5兆円増額、安倍さんが世界にバラまいた金は100兆円。やることの順番が違うだろう。