太平洋戦争の最終段階というべき4カ月間、鈴木貫太郎の役割は天皇の意思を理解する一方、もう一方で軍部の強硬派である本土決戦に固執する指導部や作戦参謀などをなだめつつの日々であった。この構図の中に明治維新時の官軍と賊軍の人脈や心理が反映していたというのが、このシリーズの眼目である。… 
                
                                                    
                                
                                                        
                                                    
                                
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