裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑
「あり得ない調査結果」
「あり得ない数字です」と、都政担当記者はこう言う。
「党の各派閥のみならず、都議会自民も裏金づくりで謝罪に追い込まれています。彼らが議席を伸ばす展開は考えづらく、10議席台まで減らすともみられている。党勢低迷中の公明は1~2議席落とす可能性はあるが、13議席減は考えにくい。都ファも追い風こそないものの、大きく減らす要素もない。若い候補が多く、うまくいけば微増もあり得る。この調査結果は意図的に書き換えられたものでしょう」
大きな選挙が近づくと、真偽不明の自民調査が出回るのは毎度のこと。誰かが鉛筆をナメナメした可能性もある。その狙いは何か。
「このデータは自民の支援団体に配られたそうだ。あえて好調な数字に書き換え『党勢ボロボロだけど、まだ勝てるかもしれないから見捨てないで』というメッセージを送ったのだろう。裏金の影響で支援者からは『もう自民の応援はしない』との声が上がっていましたからね」(同前)
一方で、こんな情報もある。
「5月10~11日の週末にも自民が調査をかけたようだが、今回は複数の選挙区で国民民主の候補が自民候補をダブルスコアで上回っていたそうです。衝撃が走っています」(ある都議)
ひょっとしたら、コレも「このままだと国民民主にボロ負けするぞ」とのメッセージを送り、組織を引き締める目的で“改ざん”されているのかもしれない。選挙が近づけば近づくほど、怪しい情報戦は激化必至だ。