二・二六事件に巻き込まれた兵士の大体が、青年将校の意思は憂国の情からで、基本的には誤りとは言えないという立場のようである。しかし埼玉県が編んだ「二・二六事件と郷土兵」(埼玉県編集室)によれば、青年将校の行動は心情的に分かるにしても、行動自体は少々過激すぎるとの不満を持った兵士も…
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