大メディアはピンボケ報道…参院選の争点は「石破自民に引導を渡す」こと
潤ったのは富裕層と大企業だけ

参院選が公示になったが、給付か減税かなど、争点ではない。どちらも国民受けを狙った付け焼き刃だからだ。それよりも、カネまみれ、国民愚弄の石破自公政権を続けさせていいのか。自民に鉄槌を下し、混乱を覚悟したケジメの選挙をしなきゃダメだ。
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7月3日にスタートした参院選。はやくも選挙戦は、「給付か減税か」、いかに国民にカネを戻すかのアピール合戦になっている。
石破首相は第一声で「生活が苦しい方々に給付金を届けたい」と訴え、立憲民主党の野田代表も「食料品にかかる消費税を8%から0%にしようと思う」とアピールしていた。
自公が「給付」を掲げ、対する全野党が「消費税減税」を訴えるという構図である。
大手メディアも「物価高対策 現金給付か減税か」「給付・減税 バラマキ合戦」──と大きな見出しを掲げ、「給付か減税か」を参院選の争点と位置づけている。
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