ボロボロ維新が再起へ急ピッチ…藤田前幹事長ら“オラオラ執行部”復活の成否と、参政党との因縁バトルの行方
元維新の梅村みずほ議員が参政党の国対委員長に
権力闘争の主舞台は、8日の共同代表選だ。参院選前に「目標が低い」と吉村氏を突き上げた藤田文武前幹事長が本命視されている。
「新執行部を構成する役員の顔ぶれがどうなるかは別として、先祖返りするのは確実。藤田新執行部を馬場伸幸前代表、遠藤敬前国対委員長らベテラン議員が支える体制になる。次の衆院選で一気に巻き返す」(前出の維新関係者)
成否は不透明だが、いろんな意味で戦闘能力が高まるのは間違いなさそうだ。永田町で急に幅を利かせるようになった参政とのバトルも見もの。なにせ、因縁浅からぬ相手が参院国対委員長に就いた。現職だったにもかかわらず、公認を出さずに追い払った梅村みずほ議員だ。馬場前代表が選出された2022年の代表選で争った経緯もある。
「入管施設で死亡したスリランカ人女性をめぐるいわゆる『詐病発言』もそうですが、あの人はとにかく我が強くて、トンデモないことを言う問題人物。上の指示には従わないわ、下は軽んじるわですから、マトモに立ち回れるわけがない」(維新中堅議員)
デタラメ参政を蹴散らす破壊力に期待が高まりそうだ。
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