選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC
麻生太郎氏を黙らせるポストがある
石破政権発足の立役者の一人で、党の分裂をことのほか危惧している副総裁の菅義偉元首相は、総裁選に突入すれば小泉進次郎農相を再び担ぐと報じられている。過去の恩讐から石破嫌いで知られる最高顧問の麻生太郎元首相は、岸田文雄前首相も交えた石破首相との重鎮会談で「石破首相では選挙に勝てないという民意が示された」などとメンチを切ったと伝えられるが、どうなるか。
「麻生氏はガツンと言ったものの、つまるところは条件闘争です。幹事長に義弟の鈴木俊一総務会長を横滑りできれば、党全体へのニラミをきかせられるため矛を収める。再登板に意欲を燃やし、キングメーカー気取りで政権構想を触れ回る岸田氏は、菅氏と交代で副総裁に据えて一丁上がり。横浜市で20日から開かれるアフリカ会議(TICAD9)の政府代表(議長代理)に地元の菅氏ではなく、岸田氏が就いたのは、菅氏が封じ込めを念頭に根回ししたともっぱらです。進次郎氏は農相で温存。猶予を得た石破総理がガタガタの党を立て直し、進次郎氏への禅譲を既定路線化すれば万事丸く収まる」(自民党関係者)
右傾化が加速するよりはマシかもしれない。