国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に
■躍進した都議選の初当選組にもゴロゴロ
また、政治資金規正法違反(虚偽記入)と有印私文書偽造の罪で刑事告発されたのは、国崎隆志都議(杉並区)。こちらも6月都議選の初当選組だ。2020年春から自身が代表を務める政治団体の収支報告書に辞めた会計責任者の承諾なしに無断で署名・捺印。偽造した報告書を提出した疑いが持たれている。この疑惑は先月、しんぶん赤旗日曜版が報じていた。
国民民主が躍進した都議選の初当選組では、奥本有里都議(新宿区)も過去にスピリチュアルカウンセラーとして科学的根拠が不明な施術を広めていた疑惑がくすぶる。
「党勢好調の国民民主には地方選のたび有象無象が集まり、党本部も人手不足で“身体検査”をロクに実施できていないようです。他の議員の疑惑も複数のメディアがかぎつけており、今後も問題議員が続出しかねません」(都政関係者)
勢いがあった頃の日本維新の会をしのぐ、新たな不祥事のデパートと化すのか。
◇ ◇ ◇
国民民主党の不祥事の数々については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。