尹錫悦前大統領が戒厳令に突き進むまで…話題の韓国ドキュメンタリー映画「非常戒厳前夜」公開

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 キム監督は尹前大統領との対決の端緒となった検察総長任命にあたっての国会の人事聴聞会を振り返り、「罪の意識なく嘘をつく人間を検察総長にしてはダメだと直感した。尹錫悦は希代の狂人。もっと不正を検証すべきだった。そうすれば大統領まで上り詰めることはなかっただろう」と話した。家宅捜索で押収された監督のスマホは、いまだに返還されていないという。

 一方、政権から目の敵にされたことで市民の支援は拡大。会員は約6.2万人まで増え、任意の会費は月平均1.5万ウオン(約1600円)だという。毎月9900万円ほどの収入を取材活動費にあて、12年の設立以来、企業広告に頼らず活動を続けている。

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「12.3非常戒厳」については、【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

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