「妊婦の解熱鎮痛剤が子供の自閉症リスクを高める」の真相…トランプ流の医療情報に踊らされるな

公開日: 更新日:

 トランプ米大統領が、先月22日の記者会見で「解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンを妊娠中に使用すると、出生児の自閉症リスクを高める可能性がある」と主張。FDA(米国食品医薬品局)に対して市販薬のラベル改定を指示する方針を示し、保健福祉省(HHS)で妊婦に対する注意喚起キャンペーンを開始すると発表した。会見では同時に「ロイコボリン」と呼ばれる薬に自閉症の緩和効果が期待できるとして、子供が処方を受けられるように表示変更するとも発表した。会見には“お騒がせ”のケネディ保健福祉省長官も同席しており、ある種の政治パフォーマンスに見えなくもない。どう解釈すべきなのか?

 病院薬剤師で、医療情報の適切な活用を支援する特定非営利活動法人「アヘッドマップ」共同代表の青島周一氏に話を聞いた。

■米国産科婦人科学会はトランプ発言を「極めて無責任」と指摘

 トランプ大統領の発言を受け、米国産科婦人科学会は、「妊娠中におけるアセトアミノフェンの使用が自閉症を引き起こすという主張は、妊娠中の女性に対して有害かつ混乱を招くメッセージを送るという意味で、極めて無責任である」と指摘しています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定