中道が抱えるジレンマ…東京2市議選は「立憲」候補が全員当選、参院や地方議員との“一本化”に黄信号
■公明は1議席減
一方、厳しい結果となったのが公明党だ。前回2022年の町田市議選では、擁立した6人を全員当選させたが、今回は5人に候補を絞って臨んだ「守りの選挙」。結果として全員が当選したとはいえ、日野市議選では議席を減らした。前回22年は、擁立した4人全員が当選。今回も同じく4人を立てたものの、1人が落選したのだ。
得票数の落ち込みも顕著だ。町田市議選では、公明候補の総得票数は前回1万9021票から1万5473票に減少。日野市議選では、前回1万486票から7365票まで目減りした。どちらの選挙も、投票総数は前回よりも増加したにもかかわらずだ。
現時点で中道に参加したのは衆院議員のみ。参院や地方議員の去就が注目されている。衰退が急激に進む公明の地方組織にとって、立憲と合流すれば組織が拡大する分、票の上積みが期待できるだろうが、立憲にすれば公明が“お荷物”となりかねない。合流のメリットは乏しく映る。
まだ少ない地方選の例とはいえ、今回のような結果が増えれば一本化はますます遠のく。
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高市政権下で、中道や国民民主はどう動くか。【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。


















