“失言大臣”江藤拓氏も衆院選で手痛い“敗北”…自民農水族の「凋落」がコメ政策に波紋
18日から始まる特別国会でも今なおくすぶり続けるコメ問題。今国会では、コメの「需要に応じた生産」との一文が明記された食糧法改正案が提出される予定だ。
「令和のコメ騒動」を受け、一度は石破内閣で掲げられたコメ増産方針に、自民党農水族は反発。高市政権になるや鈴木憲和農相が増産方針を撤回し、再び農水族主導の“先祖返り”の農政改革を進めようとしていた。
ところが、衆院選後は、その勢いに陰りが見えるという。まず農水族幹部のひとり、江藤拓元農相が手痛い“敗北”を喫したのだ。
江藤氏は父・隆美元建設相から衆院宮崎2区の地盤を譲り受け、これまで小選挙区で8連勝中だった。しかし今回は、同選挙区で2度比例復活を許した国民民主の長友慎治氏に、約8300票差で完敗。あれだけ“高市人気”の追い風を受けながら、閣僚経験者として屈辱の比例復活となった。
要因のひとつは、「コメ騒動」真っただ中に放った例の失言だ。農相だった昨年5月、「コメは買ったことがない。支援者がたくさんくださる」「家に売るほどある」と口を滑らせ、大炎上。批判が集中し、事実上更迭の憂き目に。選挙中も、「地元の怒りは収まっていなかった」(地元政界関係者)ようだ。


















