“失言大臣”江藤拓氏も衆院選で手痛い“敗北”…自民農水族の「凋落」がコメ政策に波紋
他の農水族幹部も苦戦
それでも、農水族内での江藤氏の存在感は大きい。自民は昨年8月、コメ政策などを議論する党組織「農業構造転換推進委員会」を新設。江藤氏は委員長に就き、農政改革の仕切り役を担っていた。それだけに、選挙で負けた影響は少なくない。
「農水族内では、重鎮の森山裕前幹事長が80歳と高齢なうえ、経験の浅い若手も多い。実績豊富で推進力のある江藤さんは貴重な存在と言え、実質現場のトップを務めています。しかし『小選挙区で勝てない人が司令塔でいいのか』と、周囲から厳しい目が向けられるのは必至。トップから外れ、農水族の足並みが乱れる可能性もあります」(農水省担当記者)
衆院選では他の農水族幹部も苦戦した。
「党農林部会長を務めた簗和生さん(栃木3区)や、農相経験者の小里泰弘さん(鹿児島3区)も小選挙区で敗れ、比例復活しました。もはや農水族は、かつての影響力を失いつつある」(前出の農水省担当記者)
コメは相変わらず高値続き。先祖返りの“改革”に消費者が厳しい目を向け、ネコの目行政に生産者の不満は晴れない。凋落の農水族はさあ、どう動くのか。
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