個人情報保護法“改悪”であなたの医療情報はAI開発にダダ漏れ デジタル大臣「氏名削除難しい」と詭弁で居直り

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 野党側はデータ提供の際に氏名を匿名・仮名化するよう法案修正を要求しているが、松本大臣は「難しい」の一点張り。5日の会見ではCT検査の画像データを引き合いに出し、こう居直った。

「CTは1回撮ったら50枚ぐらい画像があるんですけれども、一枚一枚の右端に名前が出ている。それを削除していくのは大変な作業なので、画像としてAIに学習させる際には画像だけを見させるようにすればいい」

■個人を特定されない次世代医療基盤法があるのに…

 データ提供元の作業負担軽減しか考えていない口ぶりだが、そもそも「大変な作業だから氏名削除は困難」との理屈は成り立たない。すでに個人を特定できないように医療情報を活用する仕組みがあるからだ。

「次世代医療基盤法です。国が医療情報の加工を行う事業者を認定したうえで、個人が特定されないように加工された情報が大学や製薬企業などに提供される。患者本人がデータ提供を望まない場合は、拒否することも可能です。すでに医療分野で整備できている仕組みがあるのに、なぜこれを標準にしないのか」(霞が関関係者)

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