イラン戦争はトランプ自身の「終わりなき戦争」か…米国民の8割が長期化を予想
イランを孤立させるには同盟国の協力が欠かせないのに、その同盟国に制裁や関税を課す。この矛盾から、トランプ大統領は本当に戦争を終わらせる気があるのかという疑念が広がっている。
9.11以降20年間続いたアフガニスタン戦争は、「終わりなき戦争」と呼ばれた。軍事費の膨張と人的犠牲は戦争疲れを広げ、海外での軍事介入を嫌う新たな世代を生んだと言ってもいい。トランプ大統領も「戦争を終わらせる大統領」を掲げたことが、当選の一因となった。
そのトランプ氏自身が、新たな「終わりなき戦争」にのめり込んでいる。しかも今回は日常生活を直撃し、世界経済をも巻き込んでいる。
8月の世論調査では、トランプ氏の支持率は33%と最低水準に落ち込んだ。イランでの軍事行動を支持する人は31%にすぎず、83%が戦争は長期化すると予想している。アメリカ人の多くが「終わりなき戦争」をすでに予感している。
(シェリーめぐみ/NY在住ジャーナリスト)



















