麻垣康三 2世3世の穀潰しばかりだが大丈夫なのか

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「丸善石油で17年間サラリーマン経験を積んだ分、他の3人より社会常識がある」(関係者)のが救いくらいだ。

 4人の中で最もボンボンのイメージが強いのは安倍晋三官房長官(51)。母方の祖父は岸信介元首相、父方の祖父は元衆院議員の安倍寛。父・晋太郎は長く外相も務めた。93年に「父の夢を受け継ぎたい」と、七光を隠すどころか積極的にPRして山口1区から初当選。父親が「いい人だった」ので、苦労せず出世階段を駆け上がっているが、「腸が弱い」「下戸」などひ弱な印象がつきまとう。

 ポスト小泉候補に共通するのは、親の財産で食ってきただけの穀潰しばかりということだ。

●小泉後もボンボン政治が続いたら日本沈没

 果たして、こんなボンボン総裁選をやらせて、この国は大丈夫なのか。小泉政治より、まともになるのか。政治学者の土屋彰久氏がこう言う。

「2世、3世の世襲議員がなぜ多いのかというと、パアなボンボン議員の方が“黒子たち”には操りやすいし、不都合なら顔だけ替えれば、体制を維持できるという状況が当たり前になってきているからです。しかし、この世襲議員バッコは国民にとっていいことは何もない。安倍晋三氏に代表されるように、彼らは“私物”である国会議員の議席を相続した認識しかないから、有権者には何の感謝もない。国民のための政治なんて、これっぽっちも考えないのは当たり前のことなのです。従って、彼らが政権を握れば、同じく3世議員の小泉首相の政治以上になることはない。いい目を見るのはアメリカや財界、官僚の黒子たちだけだし、アメリカという“株主”にさらに配当を回さないといけなくなっているので、日本国内では血の出るリストラが強化される。消費税増税は当たり前、格差もどんどん拡大していきますよ」

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