麻垣康三 2世3世の穀潰しばかりだが大丈夫なのか

公開日: 更新日:

●自ら「七光り」をウリにする神経

 総裁候補4人の影が薄い最大の理由は、そろいもそろって2世、3世議員ということだ。

 麻生太郎外相(65)は元首相・吉田茂の孫、岳父は鈴木善幸元首相、父・太賀吉は衆院議員を3期務めた。麻生は1979年、父の地盤(旧福岡2区)を受け継いだ。

「初当選の時からですが、麻生は何かというと『吉田茂の孫』を持ち出して自慢したがる。典型的な“七光議員”です」(自民党関係者)

 谷垣禎一財務相(61)は大平内閣で文相を務めた父・専一の地盤(旧京都2区)を引き継いだ。中、高とも麻布出身で、東大法学部に進学。

「弁護士出身で政策通とされますが、“加藤の乱”の時にグシャグシャの泣き顔がテレビに流れた。いまだに『甘チャン』と陰でバカにされています」(永田町関係者)

 財務省の意のままに動くから、官僚のウケはいいが、国民生活に目線はない。

 福田康夫元官房長官(69)の父は、言わずと知れた福田赳夫元首相。叔父・福田宏一は元参院議員、義兄は越智通雄・元金融相の政治家一家に育った。谷垣と同じく中、高とも麻布出身で、ワイン好き。90年、54歳の時に父親の旧群馬3区を引き継いで初当選した。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  2. 2

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  3. 3

    高市早苗氏“性豪伝説”の原点…幻の自伝に綴った「飲みィのやりィのやりまくり」の赤裸々性体験

  4. 4

    高市早苗氏が起こした“国会破壊”未遂…議運委員長なのに自分勝手なルール変更を画策

  5. 5

    高市首相ようやく国会で答弁も…中身は「言い訳全開」で反省ゼロ! すべて「人のせい」の恐るべき厚顔

  1. 6

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ

  2. 7

    国会空転の“戦犯”高市首相「トンズラ常習」の履歴書 集中審議そっちのけ、チヤホヤ確実会合には長時間滞在

  3. 8

    シリーズ「憲法と日本人」(38)歪んだナショナリズムの系譜──占領憲法論の堂々巡りを排す

  4. 9

    「麻生太郎は令和の藤原道長だ!」野田佳彦元首相が皇室典範改正案に激怒、執拗に“口撃”する思惑

  5. 10

    いよいよ経済破綻に現実味…憑かれたような高市暴走の裏に何があるのか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ