大阪西成署の女性警官がロマンス詐欺で逮捕 振込先に自身の銀行口座を使うマヌケぶり

公開日: 更新日:

 佐賀県の女性は20万円を含む約150万円、埼玉県の女性は70万円を含む約1140万円を、このロマンス詐欺グループにだまし取られていた。

 6月21日、佐賀県の被害女性から「SNSで知り合ったカナダ人がトルコ警察に拘束された。解放するためにお金が必要だが、どうすればいいですか」と県警に相談があり、事件が発覚した。

■簡単に足がついたワケ

 女性が現金を入金した振込先を県警が確認したところ、口座の名義が「オオタニユリナ」の名前になっていた。そこで現金を引き出した日時を調べ、ATMのそばに設置されている防犯カメラの映像を確認すると、現金を引き出す大谷容疑者の姿が写っていた。

「詐欺グループに加わったいきさつや動機はこれからの調べになる。かけ子がカナダ人や日本人ファッションモデルに成りすまし、巡査が現金を受け取るコマとして使われていたとみている」(捜査事情通)

 調べに対し、「詐欺行為に加担したのは事実です」と容疑を認めている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑