闇バイトに海外からの実行役も出現…背景に警察の抑止対策が影響か?

公開日: 更新日:

 闇バイト目的で来日し、特殊詐欺に関与したとして「台湾籍の容疑者が逮捕されるケースが相次いでいる」──と25日付の朝日新聞が報じている。

 記事によると、台湾籍の男(20)ら2人は10月末ごろ、フェイスブックで「楽かつ手早くできる仕事しませんか」との広告を目にし、バイトに応募。秘匿性の高い通信アプリ、テレグラムなどで募集役と連絡を取り合い、募集役の指示で逮捕の3日前に来日したという。

「台湾籍の男らは短期滞在資格で来日。来日後に指示役から“(中野区の男性宅から)袋を取ってこい”と指示を出されていました。男らが受け取ろうとしていたのは、男性が事件前に警察官らをかたる人物らに促されて用意した7キロ(約9000万円相当)の金塊。男性が不審に思い通報したため、犯行当日に別の台湾籍の男と現場で合流したところを詐欺未遂容疑で逮捕されたと記事では伝えています」(社会部記者)

 海外からの「闇バイト」実行役が出現したのは、「警察による闇バイト対策の表れではないか」と前出の記者が推測する。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情