違法メンズエステ店経営の富山大准教授は、知人女性から100万円脅し取って再逮捕されていた
「滝谷は富山大学でデータサイエンスを研究し、情報システム管理を任されていた。その知識を生かして店のホームページの作成や宣伝、セラピストのスカウト、性的サービスの指導を行っていた。滝谷が経営に関わるようになってから客足が伸び、18室あるアパートの部屋のうち10室を借り上げていた。営業時間は朝9時から翌日深夜2時までで、10代から40代まで50人近くの日本人セラピストが在籍。売り上げは毎月1000万円、オープンから3年で総額数億円に上るとみられています。滝谷は周囲に『自分がいなかったら、経営が成り立たない』と成果を強調していました」(捜査事情通)
メンエス店の経営に携わった動機について、滝谷容疑者は「金に困っていた。生活費や遊ぶ金が欲しかった」と供述しているという。滝谷容疑者のトラブルはこれだけではなかった。
「起訴猶予になったものの、9年前には富山市内のスーパーで60代男性の財布を盗み、クレジットカードでガソリンを給油し、逮捕されている。同じ頃、滝谷は大学の許可を得ずに人材派遣会社の取締役を務め、自身が担当する情報処理の講義の試験で不合格になった学生に『この試験結果では単位はあげられない』といって人材派遣会社への登録を指示。学生に名前や学部名、連絡先などの個人情報を入力させていました。17年に無断で兼業したとして、大学から減給10分の1の懲戒処分を受けています」(地元関係者)