全米が騒然!イチから分かる「エプスタイン事件」…トランプ政権が窮地に立たされる異常事態に
7割が情報隠蔽を疑う
米ロイターの世論調査(15~16日実施)によれば、トランプ政権がエプスタイン氏に関する情報を隠蔽しているとの見方に約7割が賛同。共和党支持者も約3分の2が隠蔽を疑っているという。
岩盤支持層との亀裂は深まるばかりで、トランプ政権は火消しに躍起だ。米CNNが23日、1993年に行われたトランプ大統領と元妻との結婚式にエプスタイン氏が出席した写真を報じたが、トランプ大統領はCNNの取材に「フェイクニュース」を連呼。トランプ大統領が5月時点でエプスタイン文書に自身の名前があったことを知らされていたという、米紙ウォールストリート・ジャーナルの特報についても、ホワイトハウスは「フェイクニュース」の一点張りだ。
エプスタイン事件からよほど世間の目をそらさせたいのか、トランプ大統領はロシアによる16年大統領選への介入疑惑に関し、「オバマ政権によるでっち上げ」を主張し始める始末。22日、オバマ元大統領を「クーデター首謀の国家反逆罪」で告発した。日米関税交渉が電撃合意に至ったのも、国内世論の注意をそらすためとの見方がくすぶる。
騒動の終わりはまだまだ見えない。