全米が騒然!イチから分かる「エプスタイン事件」…トランプ政権が窮地に立たされる異常事態に

公開日: 更新日:

7割が情報隠蔽を疑う

 米ロイターの世論調査(15~16日実施)によれば、トランプ政権がエプスタイン氏に関する情報を隠蔽しているとの見方に約7割が賛同。共和党支持者も約3分の2が隠蔽を疑っているという。

 岩盤支持層との亀裂は深まるばかりで、トランプ政権は火消しに躍起だ。米CNNが23日、1993年に行われたトランプ大統領と元妻との結婚式にエプスタイン氏が出席した写真を報じたが、トランプ大統領はCNNの取材に「フェイクニュース」を連呼。トランプ大統領が5月時点でエプスタイン文書に自身の名前があったことを知らされていたという、米紙ウォールストリート・ジャーナルの特報についても、ホワイトハウスは「フェイクニュース」の一点張りだ。

 エプスタイン事件からよほど世間の目をそらさせたいのか、トランプ大統領はロシアによる16年大統領選への介入疑惑に関し、「オバマ政権によるでっち上げ」を主張し始める始末。22日、オバマ元大統領を「クーデター首謀の国家反逆罪」で告発した。日米関税交渉が電撃合意に至ったのも、国内世論の注意をそらすためとの見方がくすぶる。

 騒動の終わりはまだまだ見えない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル