“ひねり王子”の大活躍で尻に火がついた内村航平

公開日: 更新日:

 31日、体操の全日本団体選手権(11月2、3日)の公式練習が千葉市内で行われた。世界選手権で個人総合4連覇を達成した内村航平(24)だが、疲れたなんて言ってられない。。

 その世界選手権では、史上最年少で初代表に選ばれた17歳の新鋭・白井健三が床運動で金メダルに輝くなど大活躍。内村も気持ち悪いと絶句するほどのひねり技が得意で、跳馬で「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を決めるなど、一挙に3つの新技が「シライ」と命名された。とはいえ、「伸身ユルチェンコ3回ひねり」は内村が10年の全日本団体種目別選手権ですでに成功させていた技。命名する条件である五輪や国際大会でなかったため、「ウチムラ」は幻となっていた。それだけに、注目度も名前も取られた今の内村にとってみれば、白井の存在は面白くない。

 内村は全日本選手権では、「団体優勝したい。全種目に出るつもりでいる」と目標を語った。若きひねり王子が刺激になっているのは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然