DeNA中畑監督 10年越しの「井端愛」は実るのか?

公開日: 更新日:

「アイツは宮本慎也の次に、日本のキャプテンになるよ」
 中日を退団した井端弘和(38)について、力強く話していた人がいる。DeNAの中畑清監督(59)だ。

 中畑監督は04年アテネ五輪でヘッドコーチや監督代行を務めた。長嶋監督が脳梗塞で倒れる前、札幌で行われた03年アジア予選で、井端は日の丸チームの一員としてプレーした。

「その井端を中畑監督が大変気に入っていた。『リーダーシップがあるし、野球もよく知っている。周りにも気配りができる』と。バントや進塁打などチームプレーに徹することができるところがいいということ。アテネ本戦で井端は、1球団2人という人数制限があり、メンバーからは外れたものの、ケガ人が出た時は井端の緊急招集を検討したこともあった」(事情通)

 DeNAは遊撃のレギュラーを狙う梶谷が守備に安定感を欠き、外野転向案も浮上。トライアウトで元中日の内野手・柳田を獲得しているが、あくまでスーパーサブだ。

 井端は遊撃も二塁も守れるだけでなく、リーダーシップがあって、職人肌。今のDeNAにそんな選手は見当たらない。来季、上位を狙うDeNAにとって、大きな戦力になるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」